多趣味で生きる者の雑記帳

現在は主にごちうさに対する想いについて書いています。

ごちうさ感想考察文

きらま2025年2月号のごちうさ感想・考察「秘密の重ね合わせ」

気付けば2024年も終わりに差し掛かっていた。去年の今頃「今年もブログ記事を12か月分書き切ったぞ!」とか喜んでいたが、今年もそれを成し得られたのはとても嬉しかった。とは言え、去年の様にその軌跡を深く噛み締められる程の喜びがあったかと言えばそう…

きらま2025年1月号のごちうさ感想・考察「雌雄を決する時」

私自身の心に潜んでいる冷たさ。その冷たさが、ここ最近以前にも増して強くなった様な気がしてならない。ただ、別に人当たりが悪くなったとか、性格が捻じ曲がったとかでは無く、何と言うか、良くも悪くも「あらゆる事象に対して、昔に比べてより客観的で冷…

きらま2024年12月号のごちうさ感想・考察「鏡合わせの幻惑」

世の中には「もしも」という概念がある。これは物事における「無限の可能性」を象徴するものでもあると思うし、別の見方をすれば「道筋とは幾つもの分岐点を選び続けていく中で構築されるもの」とも言えるだろう。 この時、その「もしも」を考えていく時に、…

きらま2024年11月号のごちうさ感想・考察「絶望と再起」

悪夢の奇数月。平均して「16、17作品」を読む事になる上、1作品毎の火力が凄まじく高い「コミック百合姫」と、先月のお話にて一気に牙をむいてきたごちうさを筆頭に、実は何気に感情を揺さぶる展開を持つ作品も多い「まんがタイムきららMAX」によって、際限…

きらま2024年10月号のごちうさ感想・考察「試練との邂逅」

最近になって、運命と言うのは「時に数奇なるもの」だと思う事が多くなったが、こんな事をここまでひしひしと思ったのは未だ嘗て無かった。ただ、抑々が「運命論者」でもなんでもない人なので、こんな事を急に思い出すのは正に「都合がいい」と言うやつだが…

きらま2024年9月号掲載のごちうさ感想・考察「お祭りと不穏な招待状」

特定作品に対する帰属意識*1と言うのは、世間においてはどのくらい存在し得るものなのだろうか。私にとっては、昔は少なくとも「マンガ」においては間違いなく「ごちうさ」がその帰属意識の何よりの対象だったと思うが、今となっては個別の作品に対してとい…

きらま2024年8月号掲載のごちうさ感想・考察「繋がる輪とオンライン交流」

本格的なごちうさ好きとなってより約6年。時期で言えば「2018年の夏頃」に当たるが、実はこのタイミングでもう一つ、現在の感性にも多大なる影響をもたらしている作品と巡り逢っていた事実がある事に、私自身も最近まで気付いていなかった。 その作品は「ハ…

きらま2024年7月号掲載のごちうさ感想・考察「作家の矜持と過去の記憶」

マンガやアニメを観ていて、登場人物のあまりに自分勝手且つ独善的な言動や思想に我慢ならず、思わずガチギレしてしまった経験はあるだろうか。私は恥ずかしながら何度だってある。本当、後から思い返してみても「なんであそこまでキレてしまったのだろう...…

きらま2024年6月号掲載のごちうさ感想・考察「奇妙なすれ違い、埋まらぬ溝」

ここ1ヶ月あたりの目まぐるしい環境の変化にも何とか適応していき、最近では荒波の時期が何だったのかと思う程に安定した環境下で過ごせている私。だが、心には大きな変化が起こったのも事実であり、まずは「社会人としての価値観」や「大人としての価値観」…

きらま2024年4月号掲載のごちうさを読んだ感想・考察

心が激しく揺れ動く程の感銘と言うのは、そう中々に出会えるものでは無い。これ程沢山のマンガやアニメに触れてきた中でも、心が激しく揺れ動いた経験はそう多くない。しかしながら、それ故に激しく揺れ動いた瞬間と言うのは、どんなに月日が経っても忘れな…

きらま2024年3月号掲載のごちうさを読んだ感想・考察

2024年になっても百合作品が好きな私。最近でも中々に強烈な百合SM描写を持ち、色んな意味で話題沸騰中の「魔法少女にあこがれて」に対して、強烈なまでに心惹かれる感触を覚えた。元々この作品は、百合作品について調べていく内にアニメの存在を知った作品…

きらま2024年2月号掲載のごちうさを読んだ感想・考察

2023年も年の瀬。私は2022年に続けて、2023年でも無事に12回(12ヶ月)分のごちうさの感想・考察ブログをしたためる事が出来た。他にも「ジョジョの奇妙な冒険」シリーズを、Part1「ファントムブラッド」(PhantomBlood)から、Part8「ジョジョリオン」(JoJoli…

きらま2024年1月号掲載のごちうさを読んだ感想・考察

最近の私は、何かと「星の輝き」という言葉をマンガやアニメの感想文を書く際に使いたがる。この「星の輝き」と言うのは、ジョジョの奇妙な冒険シリーズ、とりわけPart6「ストーンオーシャン」(StoneOcean)の主人公「空条徐倫」及び、まんがタイムきらら連載…

きらま2023年12月号掲載のごちうさを読んだ感想・考察

こんにちは。今回からは注意書きを除いて初っ端から「~だ・~である」調の常体での記述とさせて頂く。よく考えてみれば、最初だけ「~です・~ます」の敬体で、途中から常体のみだなんて、書体として不揃いだし、「最初だけ」と言うのも、ハッキリ言えば「…

きらま2023年11月号掲載のごちうさを読んだ感想・考察

こんにちは。複数のマンガ雑誌を毎月キッチリ読んでいくのがすっかり板についた今日この頃ですが、それによって昔に比べて作品愛が随分と変遷したと思っています。例に挙げると、昔はほぼごちうさ一辺倒だったのが、今やジョジョの奇妙な冒険を筆頭に、様々…

きらま2023年10月号掲載のごちうさを読んだ感想・考察

こんにちは。気付けばきららMAX(以下、きらま)を購読し始めてから、今月で丁度3年が経っていました。3年前つまり2020年の8月、当時はまだごちうさに対して複雑な感情を持っていた状態から脱し切れてはいなかった頃で、そんな最中で「複雑な感情を解消する…

きらま2023年9月号掲載のごちうさを読んだ感想・考察

こんにちは。先月に引き続いて、ジョジョの奇妙な冒険Part8(第8部)「ジョジョリオン」(JoJolion)15巻から27巻(8部最終巻)まで読み進め、これで遂にジョジョの奇妙な冒険Part1「ファントムブラッド」(Phantom Blood)から、Part8「ジョジョリオン」まで全…

きらま2023年8月号掲載のごちうさを読んだ感想・考察

こんにちは。6月上旬になって、遂にジョジョの奇妙な冒険Part8(第8部)「ジョジョリオン」(JoJolion)の単行本を購入致しまして、現時点では全27巻中、1巻から14巻までを購読したのですが、序盤からして緊張感の高い雰囲気と先の読めない展開に、読み始めて…

きらま2023年7月号掲載のごちうさを読んだ感想・考察

こんにちは。つい先日予てから読みたかったジョジョの奇妙な冒険第7部「STEEL BALL RUN(スティール・ボール・ラン)」の単行本を遂に購入致しまして、執筆開始時点で全24巻中15巻まで読んでいる*1のですが、読んでいる最中は「これぞ凄味だッ!」となる場面…

きらま2023年6月号掲載のごちうさを読んだ感想・考察

こんにちは。最近もジョジョの奇妙な冒険が大好きである事には依然変わりがなく、この間遂にジョジョの奇妙な冒険第9部「The JOJOLands」(ザ・ジョジョランズ)の第1話を読んでみたのですが、読んでいる最中はその展開にずっと興奮しており、改めて私がジョ…

きらま2023年5月号掲載のごちうさを読んだ感想・考察

こんにちは。この度3月中旬に「ジョジョの奇妙な冒険 アニメ10周年記念展」の名古屋会場に行ってきまして、そこで制作陣や声優さんのジョジョにかける熱い想いを拝見し、思わず「嗚呼、ジョジョを好きになって良かったッ!」と思いました。また、最近ではジ…

きらま2023年4月号掲載のごちうさ、単行本11巻の感想・考察

こんにちは。色々なマンガを追いかけると言うのは楽しいもので、ごちうさと同じきらまだと「ななどなどなど」や「瑠東さんには敵いません!」が最近特にお気に入りなマンガであり、新連載では「性別不明な殺し屋さんがカワイすぎる。」と言う作品が凄く気に…

きらま2023年3月号掲載のごちうさを読んだ感想・考察

こんにちは。2023年になって最初のきらまが発売された訳ですが、最近になって多数のきららマンガやジョジョの奇妙な冒険を読んでいる現状を鑑みると、ほぼごちうさ一本に心血を注いでいた頃の様にはいかないと痛感しております。だからと言ってごちうさファ…

きらま2023年2月号掲載のごちうさを読んだ感想・考察

こんにちは。遂に今年最後のきらまが発売され、2022年も終わりに差し掛かってきましたが、このタイミングで私が書き連ねたごちうさ感想・考察を振り返ってみた所、2022年はこれまで書かなかった月がただの一度も無かった(11か月分全て書いていた)様で、我…

きらま2023年1月号掲載のごちうさを読んだ感想・考察

こんにちは。最近も新しいきらら作品を堪能したり、ジョジョの奇妙な冒険を大いに堪能していたりしていますが、今月号から「ごちうさ」と「ななどなどなど」に加えて、遂に「ぼっち・ざ・ろっく!」もきらまで読む決断をした次第であり、このブログ記事執筆…

きらま2022年12月号掲載のごちうさを読んだ感想・考察

こんにちは。ここ数カ月は新しいマンガを読む事を心情として、「アネモネは熱を帯びる」・「しあわせ鳥見んぐ」・「紡ぐ乙女と大正の月」・「ななどなどなど」等々、主にきららマンガを読んでいますが、10月中旬に直近数ヶ月で一気に熱意が湧き、10月から第6…

きらま2022年11月号掲載のごちうさを読んだ感想・考察

こんにちは。ごちうさが掲載されているまんがタイムきらら系統は「月刊誌」なので、基本的に次のお話まで1ヶ月期間が開く訳であり、基本的には1週間で次のお話が読める「週刊誌」と比べると、待つ期間が楽しみでもあり、待ちきれないと思う訳ですが、1か月期…

きらま2022年10月号掲載のごちうさを読んだ感想・考察

こんにちは。今月号で私がきらまを購読し始めてから2年となり、このごちうさ感想・考察ブログも今まで16カ月連続(累計すると19回)して書いており、今回で連続17か月目となりますが、今の所はどんなに私生活が多忙になっても、感想・考察を書く筆を止めるつ…

きらま2022年9月号掲載のごちうさを読んだ感想・考察

こんにちは。最近も多忙な日々が続いていますが、夏の時期はまだ時間に余裕が生まれると思うので、9月までは一時期よりかは書き上げるスピードが上げられる様に努力したいと思います。因みに書いている時間帯は夜中が大半ですが、何時だって書いている時の想…

きらま2022年8月号掲載のごちうさを読んだ感想・考察

こんにちは。私自身更に多忙となり、先月もブログ記事を完成するまでにかなりの時間が掛かってしまいましたが、これは私の時間の使い方が上手くなかった為で、今月はそれなりにスケジュール調整を立てた上で書き進めようと考えていますので、時間こそかかる…