多趣味で生きる者の雑記帳

現在は主にごちうさに対する想いについて書いています。

麻耶ちゃんの色々な魅力について

 こんにちは。自分が書き表す世界観において、分かりやすさを第一にするのはもちろんの事ですが、どちらかと言えば哲学的な考えを述べてみたいとも思っています。尤も、今の時点でもかなり答えを出すのには難しい事を書いている様な気がしているんですけどね。

 さて、今回はごちうさの麻耶ちゃんに対する想いを書きます。麻耶ちゃんは一見分かり易そうで表裏の無い性格に見えますが、実際は良い意味で全く違います。その魅力や考察について、思い思いに書いていきたいと思います。あと、ネタバレも含むものなので、その辺りはご理解のほどよろしくお願いいたします。

1.麻耶ちゃんの溢れる魅力について

 1.元気いっぱいな普段の麻耶ちゃんについて

 麻耶ちゃんは、一言でいうと好奇心旺盛な元気っ子*1です。何時も元気いっぱいな明るい女の子で、何にでも興味を示しては直ぐに影響を受けてしまいます。特に戦隊モノが好きで、ヒーローモノが好きな一面が伺えます。

 その好奇心パワーは凄まじく、出会ったばかりの理世ちゃんにたまたま知ってたCQCの話題で理世ちゃんを惹きつけたり*2 、自己紹介の時に、バリスタになりたいと言った智乃ちゃんを仲間に引き込んだり*3と、そのエネルギーはとどまる事を知らない。ある意味麻耶ちゃんの好奇心が、皆の出会いとうちとけ合った親密な仲のきっかけとして働いているのだろう。

 チマメ隊*4の企画役でも有り、この3人の中でもとりわけ活動に関する意見案を出す事が多い。なんとも好奇心旺盛な麻耶ちゃんらしいのだが、だからと言って融通も利く一面も有る。これに関しては後述。

 2.実は凄い所いっぱいな麻耶ちゃん

 やんちゃっ子でありながら、実は相当に地頭が良く、かなり成績が良い模様。恵ちゃんが言うには、「好奇心が勉学にも向いているから」だという事だが、好奇心だけで勉学がうまくいくなら誰も苦労しない。ある意味これも才能なのだが、好奇心で勉学に関心を持ち、学修していくのは寧ろ大学向きであるとも思う。どちらにせよ、地頭は良いのは確かなのだろう。

 その元気っ子キャラからは想像する事は難しいが、実は相当精細な気遣い屋さんでも有り、人の事を気に掛ける様子はかなり多い。それだけ人の事を大切に想っている事の表れでも有るのだが、本人はこの事を言われるのは相当に恥ずかしいらしく、陰ながらでよさそうな態度をとっている*5
 かなりの寂しがり屋でも有り、仲の良い人と離れ離れになってしまう事を誰よりも嫌がる一面も有る。チマメ隊が別々の高校になるかも知れない事に危惧したのも麻耶ちゃんだった辺り、仲の良い人と離れ離れは嫌なのが良く分かる。これが、周りの人を気遣う精細な一面とも関与している*6のだろう。

 3.みんなの中でもその持ち味は健在

 麻耶ちゃんは元々そこまで高校生組との絡みは智乃ちゃん程多くは無いのですが、その持ち前の好奇心と行動力で、ちょくちょく絡みに入る事が多い。特に理世ちゃんとの絡みが多く、かなり頼りにしている様子がうかがえる*7

 その元気っ子ぷりは何処に出ても健在で、その行動力はやはり人を元気にさせる力が有ると思います。元気っ子の相手をするのは大変ですが、その元気さには相手もかなり影響されるもので、麻耶ちゃんの相手をしている時のみんなは本当にいい顔していると感じます。

 

2.麻耶ちゃんについてどう思うのか

 1.麻耶ちゃんに対する昔の率直な想い

 麻耶ちゃんは元々自分の中でそんなに注目的な存在では無かったです。やっぱり主要5人組で無い点がどうも理解を遠ざけていた様な気がしますね*8。中々知る事も出来なかったですし・・・

 そんな中でも元気っ子で好奇心旺盛な女の子である事は知っていて、そういう子はいた方が絶対に楽しいだろうし、それ故にチマメ隊は毎日楽しいのだろうなーなんて思っていた事も有りました。今思えばとんでもなく青かった自分だったなぁ*9と思いますね・・・

 それでも昔から変わってなかった想いと言うのはあって、それはやはりその元気さであり、周りを明るくしている麻耶ちゃんが良いなぁと思う点ですね。そもそも自分は元気っ子は好きなのですが、そういう子は行動力が凄すぎて関わる方はかなり体力を使いますが、同時にもの凄く楽しい時を共有できると考えています。その観点から、麻耶ちゃんは昔から好きな所は元気な所だったと、今になって思いますね。

 2.麻耶ちゃんに対する今の想い

 麻耶ちゃんをきちんと知った今は、元気で好奇心旺盛な所だけで無く、実はとっても精細な気遣い屋だったり、かなりの寂しがり屋だったり、そして誰よりも友達を大切に考えられるその人間性が、とても素晴らしいと思いますね。人って頭では分かっていても、中々行動に移す事が難しいのも有ります。麻耶ちゃんのしている事は、その典型例だと思うんですよね。だからこそ、麻耶ちゃんは実は相当人徳が高いのだと感じますね。

 麻耶ちゃんに対する今現在僕個人が想う事は色々ありますが、実は相当精細な気遣い屋、寂しがり屋で、友達の事を真剣に考えられる点が麻耶ちゃんの性格の中で、特に好きな点ですね。
 精細な気遣い屋だという事は、言い換えるならそれだけ人の立場になって、人の為に尽くせる事が出来るという事だと思うのですよ。現に麻耶ちゃんは、智乃ちゃんと恵ちゃんに気を配る事も結構見受けられます。それだけ智乃ちゃんと恵ちゃんの事を大切にしたいと彼女自身が想っている表れでもあると感じます。
 上記の点は、恐らく寂しがり屋である事も深く関与しており、仲の良い人が離れていくのが嫌だと強く思っているのは良く感じられます。でも、寂しがり屋だからみんな麻耶ちゃんみたいになるとは考えにくいのですよ。人の考え、性格と言うのは人それぞれですから*10
 そういう点で、麻耶ちゃんが麻耶ちゃん自身の良さを引き立て、それを決定的な物にしているのが、友達の事を真剣に想える点なんだと思うのです。麻耶ちゃんは普段はそこまで人に気を遣っている様には見えませんが、実は相当人を事を気遣っていて、配慮が上手な子なんだなと感じます。

 今の想いを見てみればわかる通り、自分は他人に気遣う事が出来て、他人の事を真剣に想える所が好きなんだと分かります。恐らくは自分に足りないのはこういう点なんだと、思わせてくれるのも有る*11のでしょうが、それ以上にこういう人間になりたいと思わせてくれる所が、麻耶ちゃんの事を大切に想える理由なんでしょうね。

 3.麻耶ちゃんが好きな事とは

 自分が感じる麻耶ちゃんが好きだと感じる理由は上記の通りだが、人それぞれまちまちなのは言うまでも無い。純粋に元気いっぱいなのが好きだったり、人なつっこい所が良かったり、はたまた実は頭が良い所が良かったりと、色々あると思う。別にそれは人によって思い描く姿が違うのだから当たり前ではある。
 更に言うなら、色々書いた例以外の好きになる点も絶対たくさんあると思う。色々例を書いたと言っても、どこまでも自分の考え、意見なのだから、やはり限界と言うのがある。実際に人の意見を知ると新しい発見がいっぱいで驚かされる。はっきり言って、自分はまだまだ理解が足りないとすら思う程に。

 とは言っても、人は人で自分の意見に対して思う事は有るだろうし、新しい視点だったと思ってくれる事も有るだろう。自分が思う事は、人も同じ様に思っている。そう考えると、自分の想いを書き連ねる事に意義があるのだと思わされるのです。自分は麻耶ちゃんに対してこう感じている、こういう所が好きなんだと、感じてくれるととても嬉しいです。

 

3.ちょっとした小話

 好奇心旺盛で直ぐに色んな影響を受ける麻耶ちゃんだが、飽きるのも早い所謂熱しやすく冷めやすいタイプでも有る。だからと言って友情関係に関しては全く違うのは言うまでもない。しかしながら、この様な何事にも興味を持ち、実践するスタイルは絶対に良いと思う。これが様々な教養や経験に繋がっていくのだから*12

 身のこなしも上手く、ちょっとした創作ダンスなら軽々こなせる。但し、これに関してはどうも智乃ちゃんと恵ちゃんとは上手く釣り合わない様*13で、よく麻耶ちゃんがつまんなそうにしている。尤も、無理強いは強要しない所は流石か。

 やんちゃで好奇心旺盛な一面が有るが故に、心愛ちゃんと似たタイプとも思えるが、心愛ちゃんと違って突拍子もない事を言う事は少ない。と言うか、あの心愛ちゃんの強すぎる個性を超えられるのは良くも悪くもそうそういない。

 お嬢様学校はごきげんようばかり言う様になるから自分がおかしくなると思っていたり、お嬢様は庶民を見下す様な態度をとるなど、お嬢様に対するイメージはあまりよく思ってない一面も有る。尤もそれは単純にお嬢様の人となりを知らないが故に、勘違いして勝手に決めつけているのが大きく、実態を知れば悪く思う事は無くなるなど、考え方が柔軟でもある*14
 この様に思うのには、自分が知らない人が自分の事をどう考えているのか分からなくて怖いのも有るのだろう。実際そういう点は人なら大なり小なりあるものだと思う。それを思えばある程度は仕方ないし、全然理解できる。ある意味そういう所も理解してあげるのが、人の優しさと言うものなのである。

*1:若干やんちゃっ子でも有る。

*2:尤も、これは理世ちゃんの早合点によるものが大きいのだが、これがきっかけとなり、理世ちゃんと麻耶ちゃんは息の合ったコンビとなる。

*3:但しそのきっかけは、智乃ちゃんのバリスタはコーヒーを淹れると言う職業的な事なのだが、麻耶ちゃんは兵器の方のバリスタと勘違いした事と言う何とも麻耶ちゃんらしい成り行き。然し、この些細な事が大切な出会いとなるとは思いもよらなかっただろう。

*4:香風智乃、条河麻耶、奈津恵の3人組の事。名付け親は理世ちゃん。いくら何でも名前の頭文字《チ、マ、メ》からとはやや安直過ぎないかと思う。尤も、理世ちゃんのネーミングセンスは、本来憧れの存在であるはずの紗路ちゃんですら、「カッコ悪い」と心の中で絶叫する程のものなのだが・・・。

*5:こういう所が、恥ずかしがり屋の理世ちゃんと気が合うのだろう。

*6:自分が傍若無人に振舞って、周りから嫌われて独りぼっちになるのが嫌だからこそ、どんな時でも他人の事を思い遣れるのである。

*7:実際に麻耶ちゃんが理世ちゃんを頼りにする事は多い。麻耶ちゃんにとって、気軽に相談できる存在が理世ちゃんなのだろう。

*8:同じ様な理由で恵ちゃんも同じ事が言えていた。

*9:今でも全然青いとは思うけど・・・

*10:実際に他のみんなも大なり小なり寂しがり屋の所が有るが、全員思う所が違う。

*11:別に自分自身が全くの気遣いできない人だとは思った事は無いが、気遣い下手だとは思う。他人の事も、勿論真剣に思う事はある。ただ、麻耶ちゃん程は出来ないだろうなとは思う・・・

*12:そういう様々な物事に触れゆき、尚且つ飲み込みもそれなり早い所も理世ちゃんとよく合う点だと感じる。

*13:そもそも智乃ちゃんは運動は苦手である。恵ちゃんもそこまで抜群な訳では無いが、元々バレエ経験がある為、身のこなし自体は優れている。

*14:実際に本当にお嬢様である理世ちゃんに対して全く嫌悪感が無いのも、入りがお嬢様からでは無かったからとは言え、物事に対して柔軟な理解ある麻耶ちゃんならではなのだろう。また、お嬢様な見た目の紗路ちゃんにも最初から嫌悪感は無い。これもきちんと内面性を見ている証拠である。